人間扱いされなかったブラック企業営業職パワハラからの脱出

私は少し前まで絵に描いたようにはっきりとしたブラック企業に正社員として勤務していました。27歳でしたが、保険会社の正社員として営業の仕事をしていました。

そして後に転職をしました。心身共に病み、限界を感じたので退職願を出しましたがそれすら受け取ってもらえませんでしたので、強行手段をとって労働基準監督所に相談をし、退職の処理を代行でしてもらいました。あのまま続けていたら恐らく自ら命を絶つ選択をしかねなかったと思います。

パワハラを受けることになった理由はわかりません。私はまじめな性格で、朝は誰よりも早く行き職場の掃除をして出勤したり、人がいやがることを進んで引き受けたりしていました。遅刻もなかったし、仕事の怠慢はなかったと思います。しかし、入社直後から先輩と上司に目の敵にされ、理由もわからないままパワハラをうけることになりました。

私のいた職場は体育会系ということもあり、社内には毎日上司の罵声が飛んでいました。「給料泥棒」「使えないクズ」「倒れるまで働け」など、奴隷のような扱いを受けていました。1週間は「月月火水木金金」という計算で、月の残業は100時間を超えました。もちろん残業代は出ず、ボーナスなんて言葉も存在しません。毎朝の朝礼では「働ける元気な体に感謝して毎日休まず働く」「有給なんていらない」という社訓を大声で叫ばされてから仕事がはじまりました。土下座をさせられたことも何度もあります。過労で倒れて数日間入院した時には有給ではなくいわゆる「サボり」として数えられました。入社してから退職を決めるまでの2年間、毎日のように言葉によるパワハラを受け続けました。そんな状態が次第に私を限界に近づけたのでした。

そして、その結果私は先程上述した通りの手段でこの会社を退職し、少し心と身体を休めるための休息期間に入りました。そして、半年後に転職活動をはじめたのですが、なかなかうまくいきませんでした。結果的には親のコネを利用し、親の友人が経営している会社の経理部に契約社員ですが、再就職することができました。以前とは全く違う職種ですが、日々多くの人と顔を合わせることもなくなり、ただひたすら1人でお金の計算をすることを仕事としています。そのため前職のようにほかの人と会話をすることもなくなりストレスを感じることもなくなりました。職場環境が以前とは全く違う状況になり、毎日安心して仕事ができていることを考えると「転職をして本当に良かったな」と思います。

ブラック企業で限界を感じるまで仕事をして転職をし、転職先の新しい職場では楽しく仕事ができているという状況ですが、この一連の流れからは学んだことがたくさんあります。
「仕事が嫌で辞めたとしても、生きていけるのか」という不安があると思います。しかし、仮に転職に失敗してフリーターや契約社員・派遣社員などの非正規になっても、そのままブラック企業で働き続けて過労や鬱で自殺して死んでしまうよりは100万倍良いと思います。

ブラック企業の正社員よりもたとえ給料が低くても、社風がよかったり、心が安定した状態で働ける契約社員や派遣社員の方がマシだと思います。「心の安定」というのが仕事をしていく上で最も大事なことだと思います。

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