教育機関勤務中に同僚中年女性から受けたパワハラ実話

私にパワハラをした相手は、そろそろ四捨五入をすれば50歳になろうかという人でした。社会人を経て、私と同時期に就職して同僚になった、パワフルで、からっとした性格に見える姉御肌の女性でした。
彼女と私の違いは彼女は任期があり、私には任期がない正規雇用でした。でも、私は何も考えずに、目上の社会経験のある女性として、接していました。飲みに行ったり、遊びに行ったりもして、仲良くしてもらっていると思っていました。

そうこうするうちに、私は同じ教育機関に勤める彼女よりも少し年下の上司と付き合うようになり、結婚しました。結婚することになったというと、おめでとう!ではなく、うまくやったねと言われました。今思い返すと、その頃からおかしな雰囲気になっていきました。
とはいえ夫がその機関にいる間は大きな問題はありませんでした。しかし、夫が研究のため、海外に1年ほど行くことになり、不在になるやいなや、いわゆるパワハラを受けるようになりました。

ひどいパワハラを受けた期間は夫の不在時の1年間です。夫が帰国後、彼女の任期が切れるまでの1年も、夫がいない時ほどではなかったですが、じめじめとした感じで続きました。

彼女から受けたパワハラは、私の陰口(内容は事実無根のこと。1つ例に挙げれば、業務連絡をきちんとしない、非正規の人を馬鹿にする言動を繰り返すなど。)を夫の直属の上司に訴え、同僚にも言う、あからさまな無視や外しをしてくるかと思えば、この作業全部しておいてと言って、関係ない人からも仕事をもらってきて私に仕事を押し付けるなど、ここまでパワハラの定番で押してくるかと思うくらい、色々なことをされました。

周りの人も、彼女から私が色々されているのは知っていましたが、私に人望がないと言われればそれまでですが、同情してくれる人はいましたが、助けてくれる人はいませんでした。夫がいない間の上司ですら、夫が帰ってくる直前まで、彼女の言い分を多く聞くような振る舞いで、彼女も上司は私の味方と言い、親しいところを私を含め多くの人に見せつけていました。そして、その上司に私も正規雇用にしてもらえるよう上層部に掛け合ってもらっている、皆、私の味方だよ、どうする?と言われました。私はというと、基本、忍の一文字で耐え、いつも以上に注意して、隙を見せないようにして過ごしました。とはいえ、パワハラを受けたあの1年は、私の人生の中で、最もつらく、最も長い1年でした。

夫が機関に戻る日がはっきりすると、彼女の味方だと彼女が皆に言っていた上司も、彼女と距離を置くようになりました。そして、私に対する風向きも変わってきました。それでも、彼女が周囲に色々吹聴したことはなかったことにはならなくて、彼女が機関を去った2年後、夫が他の機関に移るので他県に移るのに合わせ、夫と一緒に他県に行くということにして転職しました。

転職して変わった一番大きなことは、任期なしの正規雇用の仕事を失い、任期付きの雇用になったことです。収入も減りました。彼女がいなければと思ったりもしたのですが、今では、彼女がいなくなっても彼女の影響下にいるような気分で働き続けるよりも今の方が良いと思えるようになり、パワハラをした彼女もまた必死だったんだと思えるようにもなりました。
限りのある人生において、暗い気持ちで過ごす1日も、前向きな気持ちで過ごす1日も、同じ1日です。だったら、後者の1日の数を増やしたいものです。だから、転職して良かったと思っています。

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