美容室店長から受けたパワハラで転職

美容師というのは、アシスタントとスタイリストに分かれます。アシスタントは、髪の毛を切ることができません。お店にもよりますが、私の働いていた会社では、三年ほどでスタイリストデビューをするのが平均でした。しかし、私はすべてにおいて不器用で、カットにいたるまでのカラーやパーマのテストもなかなか合格できませんでした。

同期の子は三年でスタイリストデビューをすることになりましたが、相変わらず私はカットのカリキュラムになかなか合格することができずに、四年ほどかかってしまいました。パワハラをうけることになったきっかけは、その私のスタイリストデビューの遅さでした。もちろん、私が不器用なのが悪いのはわかっていましたが、店長から受けたパワハラは、私の転職の大きなきっかけとなりました。

実際にハラスメントを受けていた期間は、私が入社2年目の頃から四年目の頃までの二年間ほどです。店長も最初は優しくしてくれていたのですが、私がレッスンで失敗をするたびに、少しずつ態度が変わっていきました。そのうち明らかに、レッスンでもうまくいく同期のスタッフへの態度と、私への態度に違いがあるようになりました。

私に会うたびに、レッスンしているのか、合格する時間があるのか、なんでうまくできないのかなど、責め立てるように質問をしてきました。そして、次第に、テストはまだ受からないのか、またスタイリストデビューはいつするつもりなのかなど、笑顔のない無表情で、問いただしてくるようになりました。それが私にはプレッシャーになり、ストレスがかなりたまってしまいました。

結局、私はスタイリストには絶対なりたかったので、店長からのパワハラに耐えながら二年間を過ごしました。日に日にストレスは強くなっていき、時には顔面神経痛になったりもしました。スタイリストデビューするまでに仕事を辞めたいともすごく思ったけれど、ここで辞めたら私の負けだと思い、耐えながら辞めませんでした。

ところが、いろいろな言葉の圧に耐えながらもスタイリストデビューしたものの、その店長から祝福の言葉もなにもありませんでした。そればかりではなく、スタイリストデビューしてからも、店長の私に対する、きつい態度は変わることなく、結局私はその人間関係に耐えられずやめることになりました。

転職をしてからは、そのストレスの種がなくなり、すごくすっきりしました。新しい職場での人間関係はとても良好で、それまでと全く違う、楽しい生活を送っています。

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