目次
・「バースト機能」とは？
・「バースト機能」を利用するには？
・「バースト機能」のメリット
・「バースト機能」活用法
・「バースト機能」を利用するときの注意
格安SIM「DMMモバイル」の特徴的なサービスの一つに「バースト機能」があります。今回は「バースト機能」についてメリットや活用法などを解説していきます。
・「バースト機能」とは？
スマホを利用していて不便に感じる点の一つに、一ヶ月あたりの通信量を超過してしまった時に低速データ通信に切り替わってしまう、というものがあります。低速データ通信に切り替わってしまうと、動画の閲覧やゲームの読み込みが遅くなってしまうのはもちろん、ニュースサイトの閲覧やSNSの利用にも差し支えることがあります。
しかし、DMMモバイルが提供している「バースト機能」はそんな不便さを解消してくれるものです。「バースト機能」とは、低速データ通信でもはじめの一定量だけ高速データ通信で読み込みを行う機能です。これにより、テキストが中心のページであれば低速状態でも快適に閲覧することができます。
DMMモバイルの場合、高速データ通信の通信速度は下りが最大375Mbps、上りが最大50Mbpsとなっています。また、低速データ通信の通信速度は最大200Kbpsです。 高速状態と低速状態では大きな差があるので、はじめの一定量だけでも高速データ通信が利用できるとインターネットの快適さがまるで違ってきます。
・「バースト機能」を利用するには？
では、「バースト機能」を利用するにはどうすればよいのでしょうか。DMMモバイルでは「バースト機能」が標準搭載されていますので、特別な申し込みや別料金を支払うことなく利用できます。「データ通信SIM」と「通話付きSIM」の両方で利用できるのはもちろん、一ヶ月あたりの通信量（プラン）にかかわらずに利用することができます。低速データ通信専用の「ライトプラン」でも「バースト機能」が使えるので、一ヶ月あたりの通信量が少ないプランほど「バースト機能」の恩恵を受けることができるといえます。
・「バースト機能」のメリット
DMMモバイルの「バースト機能」にはどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、「バースト機能」のメリットを紹介していきます。
一般に、低速データ通信に切り替わってしまうと通信量がリセットされる翌月まで待つか、追加料金を支払って通信量をチャージしないと高速データ通信を利用することができません。DMMモバイルの場合でも、データSIMプラン3GBが850円なのに対して追加のチャージが500MBで600円と割高になっています。追加のチャージが割高なのはDMMモバイルに限らず、格安SIM各社やキャリアでも同様です。
せっかく格安でSIMを利用しているのに、追加で割高な料金を支払いたくはないですよね。ですが、DMMモバイルの「バースト機能」があれば追加のチャージをしなくても一定量だけ高速データ通信を利用できます。これは、DMMモバイルを利用する大きなメリットといえます。
スマホで動画を閲覧したりゲームで遊んだりする人の多くが、ついつい通信量を使い過ぎてしまって低速データ通信に切り替わったという経験をしたことがあるのではないでしょうか。低速データ通信に切り替わってしまうと、本来なら一瞬で表示されるはずの軽いページの閲覧にも大きな時間がかかってしまうというストレスがあります。しかし、DMMモバイルの「バースト機能」があれば、軽いページなら一瞬で読み込みができるのでそんなストレスを軽減させることができます。
・「バースト機能」活用法
「バースト機能」は、一ヶ月あたりの通信量を超過してしまったときだけでなく、通信量にまだ余裕があるときにも利用することができます。余計な通信量を使いたくないときは、高速データ通信をOFFにして低速データ通信を利用し、「バースト機能」で快適にインターネットを閲覧するという活用法があります。
では、「バースト機能」はどのようなときに利用すれば良いのでしょうか。動画の閲覧やゲームの読み込みには大きな通信量が必要ですので、あまり向いていません。メールの送受信やニュースサイトの閲覧、SNSなどの利用にはそれほど大きな通信量が必要ないので、「バースト機能」を使って読み込むのに向いているといえます。
・「バースト機能」を利用するときの注意
便利な「バースト機能」ですが、無制限に使えるわけではない点に注意しましょう。低速データ通信時は、3日間の通信量が合計366MBを超えると通信速度が制限される場合があります。「バースト機能」の利用制限を超えてしまうと最大200Kbpsの低速データ通信に更なる制限が加えられてしまい、通信速度がもっと遅くなってしまうかもしれないということですね。自分が契約している通信量のプランを熟知した上でインターネットを利用し、必要に応じてプランを変更していくことが快適なスマホライフの実現には重要だといえるでしょう。
