目次
1.DMMモバイル
2.IIJmio（みおふぉん）
3.Biglobe
4.mineo
5.OCNモバイルONE
6.exciteモバイル
家族と一緒に契約することで月額料金がお得になる家族割や、一ヶ月あたりの容量を複数のSIMカードで共有することでお得に使えるシェアプランですが、格安SIMでも家族割やシェアプランといったサービスを提供している業者があります。今回は、格安SIMの家族割・シェアプランをリストアップし、比較していきます。
1. DMMmobile
DMMmobileのシェアコースでは、データSIMと通話SIMを組み合わせてSIMカードを3枚まで使うことができます。月額料金は通話SIMが多いほどかかりますが、通話SIMが3枚のプランでも容量8GBで4080円で、他には10GB、15GB、20GBのプランがあります。
2. IIJmio（みおふぉん）
IIJmio（みおふぉん）のファミリーシェアプランでは、10GBの容量を最大10枚のSIMカードでシェアすることができます。また、ミニマムスタートプラン、ライトスタートプランといった通常のプランでも最大2枚までのSIMカードが使えます。月額料金はファミリーシェアプランでは2560円の基本料金に加えて、音声通話機能付きSIMカードが1枚につき700円追加されます。また、SIMカード4枚目以降で1枚につき400円追加され、音声通話機能付きSIMカードは最大5枚までです。
3. Biglobe
BiglobeではシェアSIMを追加することでライトSプラン（容量6GB）では最大で3枚まで、12ギガプラン（容量12GB）では最大で5枚のSIMカードで容量を共有することができます。月額料金はライトSプラン（音声通話SIM）では2150円、12ギガプランの場合は3400円の基本料金に、音声通話SIM1枚につき900円、データSIM1枚につき200円の追加料金がかかります。
4. mineo
mineoではパケットギフト、パケットシェアという形で容量をシェアすることができます。パケットギフトでは余った容量をmineoの利用者なら誰にでも分けてあげることができ、パケットシェアでは家族間で余った容量を共有することができます。mineoではそれぞれのSIMカードで通常のプランを申し込む必要がありますが、余った容量を分けてあげるという形でシェアすることができます。また、一人が複数の回線を利用することで適用される複数回線割、家族で利用することで適用される家族割といった形で月額料金がお得になるサービスも提供しています。
5. OCNモバイルONE
OCNモバイルONEの容量シェアでは、通常のプランにSIMカードを追加するという形で最大5枚までのSIMカードで容量を共有することができます。月額料金は、音声対応SIMカードを1枚追加するごとに1150円、データ通信専用SIMカードを１枚追加するごとに450円が加算されます。通常のプランは音声対応SIMカードの場合110MB/日コースが1600円、他にも170MB/日コース、3GBコース、5GBコース、10GBコース、500kbpsと様々なコースがあり、必要に応じたプラン選択が可能です。
6. exciteモバイル
exciteモバイルではSIMカード3枚コースに最大2枚までSIMカードを追加するという形で、計5枚までのSIMカードで容量をシェアすることができます。月額料金は、1ヶ月あたりの容量の基本料金に音声通話SIM1枚ごとに700円、4枚目・5枚目の追加SIMがデータ通信専用SIMの場合は1枚ごとに390円（音声通話SIMでは700円）が加算されます。また、1ヶ月あたりの容量の基本料金はデータ通信専用SIMの場合で100MBコースが1050円、他にも500MBコース、1~15GBコースまで1GB刻みで必要に応じたプランを選択することができます。
最後に、家族割・シェアプランの比較として以上6社のサービスを3つに分類したいと思います。
まず、DMMmobile、exciteモバイルのように複数のSIMカードを利用することを前提としたサービスです。複数のSIMカードを利用する場合、月額料金の計算が複雑になってしまいますが、DMMmobile、exciteモバイルではそれを前提としたサービスを提供しているため、月額料金の計算が容易です。
次に、IIJmio（みおふぉん）、Biglobe、OCNモバイルONEのように通常のプランにSIMカードを追加していくといったサービスです。この場合、必要な枚数のデータ通信SIMカード、音声通話SIMカードを自由に組み合わせて利用することができるため、多様なニーズに応えることができます。
最後に、mineoのように余った容量をシェアするという形のサービスです。パケットギフトではmineoの利用者なら誰とでも容量を分け合うことができるため、ちょっと容量が足りない時に割高の追加容量を購入することなく高速通信を利用することができるというメリットがあります。また、mineoでは複数回線割や家族割といったサービスも提供しているのが特徴といえます。
各社でSIMカード1枚ごとの追加料金や利用できる容量プラン、同時に使えるSIMカードの枚数などが異なるので、複数のSIMカードを利用することを前提に格安SIMを契約する場合は事前の調査が重要といえます。
